街、職場、学校そして家庭。
★あらゆる暴力は、相手の「心理」を読めば回避できる!★
あらゆる場所で暴力が「日常」となった現代日本。
「普通のひと」が暴力に対応するためにはいったいどうすればいいのか?
元凄腕傭兵で、現在「護身」と「犯罪心理」のプロとしてコンサルタントを行う毛利氏が教える★暴力にあわないための予防心理学★
暴力を振るう相手の立場にたち、、その相手の心理状況を事前に読み取ることで、未然に暴力と出会うのを避け、いざ暴力に出会ったときにリスクを最小にとどめる対処をとる。
その方法を具体的なケーススタディにして開示。
ひとびとが暴力に会う可能性のある
・「街で出くわす暴力」
・「オフィスでおき得る暴力」
・「子供の学校でおき得る暴力」
・「家庭でおき得る暴力」
の4つの場を想定。
さらに著者自身、海外で傭兵経験が数年にわたってあり、彼自身の具体的な経験から「ひとがひとを殺すとき」の心理状況を具体的に分析するる部分も、他にはない特徴。
●まえがき
00 恐怖、そして暴力
●第1章 総論 暴力学とは
01 暴力とは心とからだを傷つける行為
02【問】人混みで財布をすられたら、どうする
03【答】あとを追って、犯人を取り押さえる、か
04 危険を察知する直感を信じる
05【問】少年Bが同級生Cを殺した。誰の責任か
06【答】少年Bと親に原因がある、か
07 条件が整えば、人は他人を殺傷できる
08【問】「まさか、あの人が?」は信用できるか
09【答】犯人は「普段は内気でおとなしい」か
10 傍観者の立場を捨て去る
11【問】犯罪者になる条件を満たす人間とは
12【答】両親の離婚、性的虐待、火遊び、補導
13「しろうと理論」からの脱却
●第2章 職場で起こる
14 暴力から身を守る職場の暴力は予測しやすい
15【問】奴を採用したのはおまえだろ、責任を取れ
16【答】悪いのは適切な処置をしなかった部長、か
17 履歴書は読むのでなく“感じる”
18【問】あなたが部下への解雇通告を指示されたら
19【答】呼び出して原因と理由を告げて解雇する、か
20 暴力は解雇するときにはじまる
21【問】「退職金を与えたんだ、適当にあしらえ」と指示されたら
22【答】社員をなだめて帰らせることに全力を尽くす、か
23 脅迫に脅迫で反撃してはいけない
●第3章 家庭で起こる
→10項目
●第4章 学校で起こる
→10項目
●第5章 マスコミと殺人者の心理
→10項目
●あとがき
54 暴力とともに生きる